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作:Ξキソケさん「ハーフムーンイーター:前編」

―――心では繋がっている。そう信じているから今まで我慢できた。
美紗子さんの家に行くまでは………
もう、いやだ。
壊れたい。消えたい。壊したい。忘れたい。
「……いいか? 今日のことは絶対にしゃべるんじゃないよ?
 ……あんたが、どんなに情けない男でもそれぐらい出来るだろう?」
自分の病室の前で、僕は再び亜希子さんから忠告を受けた。――と思う。
今の僕にはそんな声なんか聞こえない。
美紗子さんに入れられた僕のスイッチは、まだ入ったままだから………
警備員や病院の職員、それに他の患者に見つからない様に息を殺し、東病棟に向かう。
目指す場所には目をつぶってでも行くことが出来るくらい、この道順は体に染み付いている。
―――里香。
前に多田コレクションで陵辱もののエロ本を読んだことがあった。
必死に抵抗しようとするか弱い少女を強引に押さえつけ、泣き叫ぼうとする口を押さえ込み、犯すのに邪魔な衣服を、力任せでもとにかく剥ぎ取り、
処女だろうがケモノの様にペニスを突き立てて腰を振る。最後には膣内に精液をぶちまける。
そんな風に里香を滅茶苦茶に『犯そう』
彼女を裏切ってしまった僕に、もう彼女を愛する資格なんてないから。
誰にも渡さぬよう、どこにも行かぬよう――― いっそのこと彼女を『犯そう』
無理矢理、自分のモノにしてしまおう。
――――きっと、僕がいつ来ても良い様に仕掛けておいたのだろう。
里香は準備が良くて、ずる賢いけれど可愛い女の子なのだから。
……里香の病室のドアに蜜柑が、黒板消しトラップのように仕掛けられていた。
愛情ではなく、オスとしての醜い欲望に支配された僕の心はひどく冴えていた。
こんな子供だましには引っ掛からない。いつものドジな僕は全く何処へ行ったのだろうか?
それほどまでに目の前の「女」が欲しのか?
だからあんな女に弄ばれたりもしたのだろう。
僕は自嘲気味になりながらも蜜柑トラップをすり抜け、ベッドに近づいていく。
そのベッドには何も知らない里香が、当たり前のように寝息をたてて、身体を穏やかに上下させて寝ている。
「スゥーー……‥‥‥スゥー……‥‥」
「……………」
不気味なほど静かで殺風景な病室の中、僕がただ黙って立ったまま、これから犯すことになる少女を見ていた。
そのさらさらとして黒い長髪を、普通の女子に比べて希な白さを持つ皮膚を、今は閉じているが二重の大きい目と形の良い唇を、じっと見つめていた。
思ったよりもかなり顔色の良くなってくれた顔を、ずっと見つめていたかった。
しかし不意に彼女の唇が僅かに動き、僕に聞こえるような声量で寝言を発したので、僕の関心はそちらに移った。
「………ゆぅ‥‥いちぃ‥‥‥」
どうやら彼女の夢にまで僕は出て来ているらしい。
夢の中の僕もやはり奴隷のごとく彼女のわがままを聞いているのか。
きっとにやにや笑いながら言われるがままにこき使われているだろう、いや、使われていてほしい。そういう時が僕にとっても一番楽しかった。
「里香………」
目の前の彼女の名前を呟いた。
今の僕はもう戻れない、もう一緒にあの半分の月を見ることは出来ない。そんな気がしたから。
昨日までの僕を忘れないでほしいから。そんな気持ちから呟いた。
「里香っ………」
彼女に別れは告げた。
そして、僕の中で見るに堪えないケモノが目を覚ましてしまった。
さぁ、犯そう―――――
――――僕は早速、彼女の身体を覆っている布団をバサッと剥いだ。
「っ……んっ…‥なっ何‥‥?」
その予期しない感覚に気付いた里香は、寝ぼけ眼を開くと僕の方を見てきた。
一体何が自分の身に起こっているのかまだわかっていないような目つきだ。
……具体的な知識があるといった訳ではない、それでも僕は快感が欲しい。
ただそれだけを求め、里香の上半身を守るパジャマの前のボタンを千切るように開ける。
ボタンが開けられたせいで、その向こうにある胸を守るブラジャーを露わになる。
美紗子さんのものとは違って、飾り気無い簡素なブラジャーだった。
「えっ………裕一っ!?」
まだ少し寝ぼけている里香が、驚きと怯えが入り交じった目で僕を見た。
だが知ったことか、僕ははだけたパジャマの布を左右に退け、ブラジャーを胸の上にずり上げると、里香の双丘を外気に晒した。
「何でここに裕い…‥っ!?‥…いやぁ‥‥っ!!」
里香はようやく、今自分の身に何が起こっているのか理解したらしい。
だが所詮は女の子の力だ。必死に抵抗しようとするが僕の力と気迫に怯えてどうにもならない。
いや、どうにもならないように僕がしてやったのだ。
最近の僕の体育の成績はそこまで良くないし、まして入院患者になってからは、里香のお使いに図書館に行って帰ってくるだけで疲れて快眠な日があったほど体力は落ちていた。
こんな体の何処にこんな力が残っていたんだろうか‥‥?
僕は里香をベッドに文字通り押し倒すような体勢をとると、小振りだが良い形の双丘を両手の手のひらでグニッと鷲掴みにしてやった。
触り心地もなかなか柔らかくって良く、僕の腹の中のモノもぐるりと蠢いた。
「いやぁぁっ‥‥!」
自分の身体が徐々に物理的に強姦されていく事と、胸への遠慮無い感覚に里香は悲痛な声を上げた。
その里香の双眸は絶望の色に染まり、ガラスの様に美しい水滴を浮かべている。
しかし、僕の心身を支配した男の欲望という名のケモノはまだその声を聞いても退こうとはせず、逆に里香の感情を糧として喰らい肥っていった。
そして僕は遠慮を知らないケモノのように、そのまま里香の胸を乱暴にグニグニと揉みしだき始めた。
「やめてぇっ……! やめてよぉっ裕一……!!」
里香の悲痛な声が僕の狂ったように大きい鼓動と共に聞こえて、更に興奮が高まった。
指を開いて手のひら全体を使い、僕の手にちょうどすっぽり収まった膨らみを、思いのまま別の生物が円を描く様に弄り回す。
今まで誰の手にも性的に触れられた事の無い無垢な里香の乳房が、まるで今こうされるために存在していたかのようにいやらしく変形する。
「あっ‥‥! いやっあっ‥‥はぁぅっ!」
同意を伴わない行為でも身体は当然の如く反応してしまうらしく、里香の胸が僕の指によって形を変えて散々弄ばれると、その度に身体の筋肉はビクビクッと弛緩と収縮を繰り返し、僕に抵抗するための体力と気力を悪戯に浪費してしまう。
こんなに反応するのなら、もっと胸を苛めてみろと僕の中のケモノが吠えた。
「やっ、やめてよ裕一! ね、ねぇ……どうしちゃったの……!?」
「いいから、壊れちゃいなよ……」
僕は里香がベッドの上で動いたり起きあがれないように、仰向けの里香の股の間に自分の右足を入れて絡める。
理性のないケモノか何かが獲物を捕食するように、その餌食である目の前の少女に覆い被さる形になる。
僕はそのまま、半ば引きつってはいるが、里香の形の良い唇を無理矢理に奪って塞ぐ。
里香が動けないように上から覆い被さるような形になった僕は、里香の半ば引きつってはいるが、形の良い唇を無理矢理に奪って塞ぐ。
その時、里香の瞳からほんの少し雫がこぼれるのを見た。
「ん、んぅぅ……!!」
圧力を加えながら僕の舌を口内ではいずり回らせ、絡めて取ってやった。
幸い僕の舌が噛み切られる事も無く、少しの間口づけをした後、唇をスッと離す。
「ひ、ひどいよ‥‥」
ああそうさ、僕は酷い男だよ。それがどうしたワガママ女。
僕と里香の口と口の間に唾液の橋がかかっていて、里香の口元までもそれに濡れていた。
調子に乗った僕は、次に里香の双丘を一個ずつ彩るピンク色の二点に狙いを付けた。
試しに両方ギュッと摘み上げてやると、里香は声も出せずに下唇を噛んで一瞬プルプルと震えた。
いつもは頭が全く上がらない女が、今は自分に組み敷かれてされるがままになっている。
そのせいで僕の中の加虐心が更に増し、それが僕に里香の右の乳首をカリッと咥えさせた。
「ふぁっ!」
また違う種類の鋭い感覚に堪えきれずに声を上げる里香に、僕は更に興奮した。
しかも、僕の口の中で里香の乳首が充血してコリコリに固くなってきたので、僕はその固い隆起を条件反射で、傷付けない程度にグニュグニュと噛みほぐす。
「っぁ……!」
里香はほとんど抵抗も懇願もやめていて、僕の与える強制的な愛撫に悶えるばかりだった。
良く整った顔が歪み、長くて色っぽい髪の毛がサラサラと揺れるを見ながら、僕はふと思った。
……どうせレイプなのだから、本当はもっと酷いことをしても良いのだ。
こんな風に胸を弄らなくとも、順序なんて踏まなくても良いのだ。
けれど、どういう訳かそこまで僕は出来なかった。
むしろ、時間を掛け過ぎても里香の心臓が保たないかも知れないのに―――
……おい! 僕は何を考えているんだ!
里香を犯すことに気が咎める理由も、里香を好きだと思っていい資格も、畜生の如く堕ちた僕には、もう残っていないはずなのに………
「くっ……!」
……僕は自分の中に現れてきた、カサカサして痛い感傷を誤魔化すように、里香の下半身を護っているパジャマのズボンをズリッと引き下ろす。
里香の秘められた部分を護る飾り気の無い布きれ、つまり下着のショーツまでも温かくない外気に晒された。
恥毛までもうっすらと見えたので、こんな時でも無かったらもっとそのまま観察していたかった。
どうせ今も里香は抵抗をしていない。
「んっ……?」
そんなゲスな考えで里香の秘部を覆うそのショーツを見ていると、僕はある事に気が付いた。
濡れて透けている。
ショーツの真ん中辺り、恥毛と処女の割れ目に接しているであろう部分の布が湿って張り付いている。
愛液で濡れたんだ――――
その時、ドクンと自分の心臓が背徳感に高鳴ったのはわかったが、次の瞬間には理性をあっさりと失っていた。
里香のショーツの隙間から右手の指をズッと突っ込んで、ソコをグチョグチョとかき回す。
ぬるぬるとした液体の感覚と、癖のない恥毛の感覚と、壊れそうなほど柔い割れ目の肉の感覚が背徳的に僕をそそった。
「あっ‥‥! ひゃぁっ、あぁぅんっ……!!!」
割れ目に浅く突っ込まれるのも感じるらしいが、濡れた筋を上下になぞるの動きにも里香は反応する。
自分で思ってみても、とても処女に、自分が世界で一番好きな女の子にして許される事では無い。
「やぁっ……!! ああああっ!!」
里香が何かに堪え切れずひときわ高い声を上げても、その目にきらきらと涙が光っていても、
僕の心は依然としてケモノのままだった。
僕はもどかしく感じながら自分のズボンとパンツをずり下げると、ギンギンに赤黒くいきり立って、目の前の女を今すぐにでも襲いたがっているペニスを、里香のショーツの隙間から割れ目にピトッとあてがってやった。
「…………」
その時の里香は身体が石のように強張り、表情は髪と暗闇に隠れてよく見えなかった。
「くっ……」
「………!!」
ほとんど病院から出たことのない里香、やはり処女だ。好きな女の初めてを奪う。
僕の中のケモノは再び、異常なまでに興奮し始めた。
そして僕の亀頭が乱暴に里香の秘裂をその形に拡げて、メリメリっと埋没していった。
僕のペニスが少しずつ彼女の膣を犯して一つになり、それがギチギチにきつい処女の肉襞に拒まれる感覚に僕はそれだけで射精しそうになっていた。
「アアッッ……!!」
しかし、急に里香が呻くような声を出した。
僕はまさかと思って、生温かい感覚が走る結合部に目をやる。
―――血だ。血が出ていた。
鮮血が、僕のペニスの根本と里香のショーツをしたたか赤く汚す。
……当然、初めての女の子とすればこういうことになると思っていたけれど、あの紅い血を見た僕の理性は予想していた以上にケモノを押さえつけようとした。
本当はもう、こんな事なんかやめたい……里香を犯したくなんかない………
だけれど僕の中のケモノは、性欲は行為の完遂を僕の理性に強要し、前立腺を刺激して、無理にでも背徳感と罪悪感を快感に変えようとする。
………どうせ、僕はもう戻れないところまで堕ちたケモノなんだっ……
結局、ある程度正気には戻っても行為をやめる事は出来なかった。
「りかっ……里香 里香っ!」
夜の闇と静寂に包まれた里香の素っ気ない病室で、僕は続けて異物を受け入れた事の無い里香の膣を犯していた。
僕の腰の動きでベッドがキシキシと微かに揺れる音と、僕と里香が出す呼吸音と、まだぎこちない淫音だけが部屋に響いている。
僕のペニスは、里香のひどくきつい胎内を前後してしごかれていた。
濡れてきているとはいえ、僕のペニスはかなりの強さで締め付けられていて、またそれを受け入れている里香も相当に辛いはずだ。
「あっ‥‥‥あん……」
しかし、里香は僕のこの一連の行為を泣き叫んで拒むことなどせずに、今では僕を憐れみと優しさと軽侮が入り交じったような目で見てくる。
淡い涙を浮かべた、深く黒い色の双眸がスゥッと細くなっていて、まるで僕の犯している罪を許してあげても良いと言っているようにすら見えた。
その理由がなんなのかまでは、考えたくない………
くそっ………!!
力ずくで無理やりしてるのになんで手に入ったと思えないんだ?
焦りと欲情と躊躇いとが複雑に絡み合って僕を惑わせて、結果的に僕の腰の前後運動を止めさせた。
訳がわからず視界が歪んできて、もう里香の顔を直視したくなかった。
ペニスで里香の秘裂を貫いたまま僕は金縛りにあったようになってしまう。
……今なら、今ならまだ僕は戻れるんじゃないだろうか?
またあの半分の月を、里香と一緒に見られるんじゃないだろうか?
――――そんな事を考えてしまった僕は、今更自分がとてつもない罪を犯したとわかってしまった。
僕はまるで後先考えずに八つ当たりする子供のように、
自分が最も大切にしている宝物を自分自身の手で握りつぶしてグチャグチャにして、薄汚いゴミ箱に捨てるか、ガラクタ置き場の机の引き出しの隅に遠ざけようとしていたのだ。
あんなに、あんなに好きだったのに………里香………
『こんなにしてかけるなら、世界中だってかけれるとジョバンニは思いました』
僕の両目から涙が、ポロポロと溢れてきた――――
―――しかし、そんな葛藤や悔恨に浮かぶ意識は、予想外のものによって現実に引き戻された。
そして、また僕は白く濁った自分の罪の深さを知る。
「――いち、 ……裕一?」
僕の下で犯されている形の里香が、急に声を掛けてきた。
「り……」
僕は反射的に里香の名前を呼んで何かを言おうとしたが、僕の口はカラカラに渇ききっていて、そもそも何を言ったらいいのかわからなかった。
謝るのか?土下座するのか?裸踊りするのか?本を借りてきてやるか?
……好きなだけ暴力を振るわれてやるか?ミカンでも本の角ででもいい。
それとも警察に通報されて捕まるか?里香に心臓をわけてやるか?
僕の心の中を滅茶苦茶なモノが駆けめぐり、少し後で何とか里香の声が届いた。
だけれど、普段の里香に比べてたら、優しすぎる里香の声色にまた僕は打ちのめされた。
「……どうせ強姦なんだから、今更優しくなんかしないで好きにしたら?」
どこか諦めたような静かな声が身体の下から届く。
僕の周りの世界が、月や星空も見えない真っ暗な夜になってしまったように思った。
「そのかわり……あとで、酷いんだから」
僕に対する憐れみの様な微妙な感情に満ちた声色で里香が発した、生々しい『強姦』という言葉に、僕は余計辛くなった。
それに嫌な感じの違和感を里香に覚えてしまった。
……なぁ里香 どうしたんだよ? いつもみたいにもっと俺を見下してくれよ?
俺みたいなヘタれダメ男に、寝言言いながら気持ちよさそうに寝てる所をレイプされて、しかも、大事な処女まで奪われたのに………なんでそんなに優しそうな顔してられるんだよ?
おかしいよ。僕も里香も。
様々な感情が飽和した僕の口から、言葉にならない呻き声が思わず漏れた。
それこそまるで、動物の鳴き声に似ていると思う。
分かったよ里香。お前がそう言うのなら望み通り性欲のはけ口に使ってやるよ。
「う、くぅぅ………!!!」
僕の中のケモノは目に溜まった涙も拭わず、再び欲望のままに里香を貪ろうと涎を垂らす。
必死に腰を前後させ、絡み付いてくる肉襞でペニスを扱き、ずちゃっずちゃっ!という水音を里香の病室に響かせた。
何も考えずに、何も考えたくない。
里香の喘ぎ声がいやに大きく聞こえた。
「はぁっ……! はぁん……!」
僕もさすがに射精の予兆が高まってきて、膣内の締め付けに限界を感じていた。
生に擦り合い形を変え合う、液体と肉襞とペニスが僕達を追い立てた。
里香も僕がもたらす快感に溺れかけているらしく、目を瞑って唇を噛みながら絶頂の予兆に耐えていた。
「ふぁぁっ………!! ‥‥…~~ぁぁ……っ‥…!」
不意に里香が……目を強く閉じて涙を溢れさせて声を上げて、何かを怖がる仔猫のように僕にしがみ付き、きゅんっと僕のペニスをさらに締め上げた。
恐らく、ペースが合わないせいで僕より少し先に絶頂に達してしまったんだろう。
その証拠なのか、里香は歯を食いしばってプルプルと絶頂らしきものを感じ取っていた。
「くっ……!」
僕も限界に達しそうだ。
やっとこれで、美紗子さんに入れられたスイッチがオフになるかと思うと、正直な所嬉しくもあり、そしてどこか空しくもあった………
僕はかろうじて保たれた、里香を孕ませる訳にはいけないという最後の理性で、ペニスを里香の子宮の入り口に向かって膣口をこすって突き上げ、限界に達したところで一思いに、ニュルンっと里香の膣外に解放した。
「ひっ‥‥ぐっ」
赤黒く筋張って、二人の体液に濡れている僕のペニスの先から、丁度、ちょこんとした里香のおへそ辺りに粘っこい精液が思い切りよく放たれる。
その瞬間、脳を灼く甘い快感と共に意識が白く染まってえぐり出された。
暴走し続けた僕の性欲の成れの果てだ。
ビュクーッ!ビュクーッ!ビュクーッ!
勢いよく放たれた僕の精液は、ピトッピトッと里香のお腹とおへそを白く汚した。
それどころか最後の一迸りは、偶然にも里香の顔と髪を汚してしまった。
里香が女性として酷い辱めを受け、放心して横たわり……その身体の到るところに
僕の出したねっとりとした白い粘液が妖しくこびりついているのが、半ば信じられなかった。
「はあっ……!はあっ……!」
僕は射精の後の特有の虚脱感と焦燥感に責め立てられ、息がかなり上がっていた。
このまま自分の意識が途切れてしまえばいいとさえ思った。
実際、視界に里香の艶めかしい秘裂が入ろうが、僕の精液の跡が入ろうが何も感じなかった。
運動不足気味の身体からのすっかり力が抜けて、もう腰を振る事も出来ないはずだった。
しかし、同じように荒い息の里香が、悟ったような様子で発した言葉で、僕は里香の病室から逃げ出さなくてはいけなくなった。
その顔と髪の毛には、僕の精液がかなりの量でこびりついていた。
「ゆういち……」
―――何だよ?
里香の冷ややかな呟きが、背徳で興奮した脳に毒を流す。
「…………満足してないんなら、もっとしたら?」
「………っ‥‥!?」
僕はその言葉を聞くと、必死に自分のズボンとパンツをずり上げて自分の病室に逃げ帰った。
ドアを開けて、とにかく走って、逃げ出した。
他の入院患者が寝ている夜中だというのに、僕は残っていた体力の全てを使って逃げた。
その位、僕は里香に酷い事をしてしまったのだ――――

続く

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