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作:Ξキソケさん「二人と、看護婦だけの秘密」

二人と、看護婦だけの秘密
※このSSは、゛快感とスリルの間゜に途中から分岐します。

僕は今晩も、秋庭里香というプレートがかかった病室の前にいる。心の中がザワザワと動くのを感じた。コンコン……
軽く二回だけ、中の里香に聞こえるようにノックをした。
「いいよ……はいって」

中からは里香の気恥ずかしそうな声が聞こえ、僕はドアを開けて入っていく。ガチャッ……
僕が静かにドアを開けると、そこには月の光に照らされているだけの質素な病室があった。その病死に置かれた白いベッドの中、僕とは不釣り合いにも思える美しい少女が顔を赤くして僕を見ていた。誇張ではなく、僕にはその里香のいる場所だけが世界一の光に満ちている気がした。……ひょんな事から僕達は関係を持ってしまい、里香が無事に手術を成功させた後でも、僕達はどちらともなく、お互いを望んでいた。僕は里香の身体を出来るだけ気遣いながら、里香は自分自身の心に戸惑いながら、それでも二人で気持ちよくなった。病人の癖にとんでもない行為だと思われるかも知れないけれど、僕達は幸せだ。そして、僕は里香にお決まりの挨拶をした。
「……里香、こんばんわ」
僕と顔を合わせて余計に恥ずかしくなったのか、そういう時の癖で里香は顔の辺りまで布団を上げていた。
けれど、目は機嫌が悪そうだった。
「……裕一、遅いよ」
里香の言うとおり、僕は亜希子さんやその他の職員の目をかいくぐるために、この密会の時間に少し遅れてしまったのだ。
僕と関係を持とうが手術が成功しようが、里香の僕に対する態度は少し優しくなった程度なので、……多分また僕は里香に怒られるだろう。けれど、そんな性格の里香と僕は生きていく事を選んだのだから、何も不満は無い。
だから僕は里香が出来るだけ納得するように弁明をした。
「わ、悪い…… ちょっと亜希子さんが俺の部屋の周りうろついててさ、
見つからないようにしてたら遅くなっちゃった」

僕がそう言うと、里香はやや腑に落ちないといった様子だが許してはくれた。そして、良く選ばれた言葉と初々しい雰囲気だけで僕を自分のベッドに誘う。「わかったわよ。……じゃあ、遅れたのはもういいから……」そこから先を里香に言わせると恥をかかせてしまう事になるから、僕は自分から里香のベッドに少しずつ近づいていき、里香と前から向き合うようにしてベッドに上った―――

――――「裕一……」
目を瞑った里香はベッドの上で前から僕に強く抱きしめられて、恥ずかしさと嬉しさが混じった声を出す。
僕はというと里香の身体をぎゅっと抱きしめて、その存在を出来る限り感じていた。小さな彼女の息づかいが、体温が、僕の腕の中にあった。僕が知っている限りのこの世のどんなものよりもずっとずっと、里香は温かかった。
「ゆういち……あったかいな」里香も僕の身体を同じように感じてくれているのかなと思うと、僕はとても嬉しかった。
「里香……」
彼女の気持ちに答えるつもりで、僕は両腕にを力を込め里香の背中と肩を強く抱いてやる。里香の小さくて柔らかい胸が、僕の大して厚くない胸板に布越しに触れてふにっと形を変えた。お互いの鼓動が聞こえるような気さえする。
「うぅんっ……」
半開きになった里香の口から甘さの混じった声が漏れ、僕は嬉しくなりっぱなしだった。こんなちょっとした事で思考が飛んでしまうと、里香が目を瞑って口づけを求めてきた。小さくて色の良い唇が無防備に僕の目の前に差し出され、僕はそれを優しく奪った。里香と僕は少しずつ舌を絡ませていって、やがて小さな水音が聞こえた。すると、里香の長い艶々とした髪の毛や肩の辺りから、いつもと同じシャンプーの香りや、男のモノと全く違って不快ではない里香自身の体臭がしているのに気が付く。そのせいで僕の大事なところが固くなって、里香の下半身に当たってしまった。これはしょうがない。生理現象だ。その僕の身体の変化には里香も気付いたようだ。里香が何かに気付いたような顔をしている。
「……ん?」
相手のことをよく思っているから、お互いのほんの少しの変化も感じとれるのかもしれない。
「あ、ごめん……」
「いいよ、別に」
僕が先に謝るようにすると、里香はほんの少しだけむくれて許してくれた。元々こういう事では潔癖だった里香だから、この反応は優しすぎる位だ。僕がそのまま里香を抱いていると、里香は僕の気持ちを推し量るようにこう聞いてきた。顔を赤めて上目遣いで恥ずかしそうに、普段の里香は見せない表情だ。
「ねぇ裕一……わたしに……してほしいの? 」
「……あ、うん」
「夜、私に会うまではいつも我慢してるもんね」
里香の方からこんなに下手に出る事は、日常生活ではまずない。それだけに、里香のその言動は特別なものだということだ。
「じゃ……始めるからね」
里香は小さい声でそういうと、僕の下半身の方へ移動してズボンをするすると下げて脱がす。日焼けなどしていない細い両手が、僕の下半身を裸にしていく。今、里香が僕に見せている恥ずかしそうな表情は、この広い世界で僕だけしか見られないんだ。そうだよな。里香は特別わがままなんだから。そんなことを考えていると、里香はバツンバツンにテントを張っている僕のパンツまで脱がす。勃起しきった僕のペニスが外気に晒され、ピクンピクンと脈打った。
「うぅ……」
初めてではないといえ、そそり立つ肉の棒をすぐ目の前にした里香は反射的に怯えた声を漏らす。ちゃんと洗ってきたから、あまり匂いがきつくないのが救いかも知れない。里香は心を決めたようで、ゆっくりと僕の目を見た。
「……裕一? まず、手でしてみるけど……いいよね?」
里香は最初に僕の意見を求めてきて、僕はそれにコクンと頷いた。すると里香は白くて細い両手を、僕のペニスに添えて撫で回しはじめた。里香の手で優しく、横に縦に何度かさすられている内に、僕のペニスの包皮が剥け始める。僕は、里香がこのままゆっくりと愛撫を続けるのかなと思っていると、里香はいきなり亀頭の包皮の辺りを右手で持ち、ズルッと僕の包皮を剥いた。
「うっ……」
僕がその感覚に声を上げても、里香は構うことなく手コキを続けた。でも、里香が僕を気持ちよくしようとしているのはわかっているから、僕はその拙い愛撫を楽しむ事にする。里香は自分に真っ直ぐに生きてきた女の子だから、その分不器用な所もあるんだ。と思っておく。向こうはと言うと、左手で根本を軽くおさえて右手でゆっくりと包皮を上下させる。自分の手とは温度も柔らかさも何もかも違う、里香の手のひらに包まれた僕のペニスはピクピクと悦んだ。里香に触られているという事実だけで、凄く気持ちよくなってきたけれど愛撫自体はそれほど上手くは無い。僕の反応を見ながら、なんとか試行錯誤でやっているという感じだ。里香の顔には段々、不安そうで不機嫌そうな感じが広がり、僕は助け船を出さなくてはならなくなった。
「えっと、里香……」
僕のペニスを握ったまま、里香は聞き返してきた。
「なに?」
「そのさ……もう少し早くしてくれるといいんだけど……」
僕にケチをつけられたのだから、てっきり里香は怒るのかと思っていた。「わ、わかったわよ……」しかし里香は、少し不満はあるけれど頼みは聞いてあげるという態度で返事をしただけだ。おかしいな?里香ってこんなに聞き分けがいい性格だっけ?「このくらいでいい……?」
里香の手さばきは早くなり、丁度いいくらいに気持ちよくなってきた。
「……っ」
軽くペニスに爪を立てたり、力の入れ方にアクセントを付けた里香の愛撫に僕の口から声が漏れる。自分でするのなら色々なタイミングがわかってしまうけど、そこが里香にしてもらう時との違いだ。
「あ、裕一……気持ちいいの?」
「うん……」
僕のその返事を聞いた里香は、少し嬉しそうな顔になる。
「そっか……じゃあ‥‥もっと強くしてあげるね?」
里香の口元は緩みつつ、ペニスを愛撫する両手の力が強くなった。しっかりと包皮を下までめくって、上まで戻す動作を素早く繰り返す。
何も唾液やローションのようなものが塗られていないので、それだけに乾いた固い快感が僕のペニスを犯していく。
里香は僕のペニスを時に優しく、時に痛いまでに愛撫してくれる。何度か浅く包皮を扱いたかと思えば、一回だけ深く扱いてくれたりした。亀頭が乾いた包皮と擦れて上下するたびに、里香が愛おしくなった。よく考えれば、自分でするのと実はそんなに変わらない動作なのに
里香にされるだけでなんでこんなに気持ちいいんだろう?僕がその快感に夢中になりつつあると、里香が少し驚いた様子で声を上げた。
「あっ……ここ、ぬれてきた」
えっ?まさか里香の方が……?
「……裕一、気持ちいいんだね?」
里香の視線の先を見ると本当の意味がわかった。
「あ、うん……」
僕のペニスの先端から透明な先走りが水玉のように、じんわりとにじみ出して潤滑液となっているのだ。今まで乾いていたペニスがどんどん溢れてくる先走りで濡れ始め、それが里香の上下運動でペニスのそこかしこに擦り込まれて快感が更に高まる。
「里香……う、上手いね……」
「……ありがと」
ちょっと的はずれな事を考えていた自分が恥ずかしくなったけれど、自分の腰の奥に現れてきた射精の予兆に、そんな考えはあっさり押し流されてしまった。
「りかぁっ……俺、もうそろそろかもっ……」
僕のその言葉を聞いた里香は、一層上下運動を早めながらこう言った。ギュッギュッと、まるで膣の中のように里香の手が僕のペニスを締め上げる。
「裕一……出してっ、いいよっ!」
里香の顔のすぐ近くにある僕のビキビキになったペニスが、激しく手で扱かれて小さな水音がリズミカルに響く。
そして僕は、絶頂を迎えた。
「ううっ………!」
ペニスの根本から頭にかけて自慰とはかなり違う、優しい快感が広がっていく。それと同時に、僕の亀頭の鈴口から白い液体が里香の顔に向かって吐き出される。ビュクッ、ビュクッ、ビュクッ……!
背徳感と嬉しさが入り交じった快感の強さに、思わず僕は目を瞑ってしまい、次に目を開けて視界に入ってきたのは、前髪から顔にかけて、白く粘ついた精液にまみれた里香の顔だった。里香も精液が入らないように目を瞑っていて、今は目を片方閉じていた。しかし、それ以外の部分は文字通り精液まみれだ。僕の白く濁った精液は、里香の黒くて艶々した髪の毛にこびりつき、白い陶器のような顔の肌に模様を描いていた。白濁した僕の精液が織りなすコントラストがとても美しく、いやらしく思えた。
辺りには、僕の精液の生臭い匂いさえしていた。そんな目にあったのに里香は、恍惚の表情で僕にこう言った。
「ゆういち……いっぱい出したね……?」「………」
その妖艶さに、僕は返す言葉を一瞬失った。里香は顔についた僕の精液を、懸命に舌と手を使って舐めとりながら言葉を続けた。「ぴちゅっ……ちゅっ……ちゅぱっ……やっぱり……臭いし、ねばねばしてるし苦いし…………髪の毛に匂いついちゃったら、裕一のせいだよ?」
素っ気ない言葉と裏腹に妖艶な里香の表情や口調には、僕に気持ちよくなってもらえて嬉しいという里香の本音がありありと見て取れた。
それに、里香が乗り気じゃないなら顔射もさせてくれないだろうし、僕の精液を舐めて綺麗にしてくれるなんて事は無いだろう。
「だったら、ティッシュにでも出させればいいだろ?」
僕が里香の気持ちを推し量るつもりでそんな事を言うと、里香は少しだけ拗ねてみせた。
「あー…‥私がせっかくしてあげたのに……そういう事言うの?」
「ご、ごめん」
「わかればいいのよ。じゃあ、ここも綺麗にしないとね?」
里香はそう言い終わるのと同時に、力なくうなだれた僕のペニスの亀頭の裏筋に舌を這わせていた。里香の舌先と僕の亀頭の裏筋が触れあって、水音がたった。「ぴちゅっ……うーん、よごれてるわねぇ……」
「え、里香……?」
白い残滓に汚れたペニスを、里香はまるで甘いアイスキャディーでも味わうかのように丁寧に舌で舐めあげて綺麗にしていく。
「ぴちゅ……ちゅ‥‥ちゅるっ……」
僕のペニスを自らの舌を使って掃除する里香に、僕は面食らってしまう。その顔が、かなり幸せそうに見えてしまったからだ。
「んっ……ちゅぱっ、ちゅぱっ……ちゅ……」
おまけに里香は急に僕のペニスを中程まで咥えて、口で楽しませてくれた。
「あむっ……!ずっ……ちゃぴっ‥‥ちゅっ…くちゃっ……ちゅぷっ」
次第に里香の口の愛撫は激しく、深く、巧みになり、まるで僕のペニスを食べ物か何かのように執拗についばみはじめた。
「はむっ……!……んちゅ……じゅぴっ……!」
「り、里香……そこまでしなくても俺はもういいよ……」
里香の行動力の強さに驚いた僕が尻込みしてしまうと、里香から容赦ないおしおきを喰らった。口にペニスを咥えているせいで言葉は聞き取りづらいが、少し拗ねてしまったようだ。「ゆういひ……なんでわらひのすゆことをいやがるのよっ? こうひちゃうんだからっ……」かりっ
「いっつぅ……!」
里香が少しだけ力を込めて、僕の亀頭を噛んできた。里香に与えられた急所の鋭い痛みは、背徳感を伴って快感にもなる。同時に、里香に対する愛おしさが自然にこみあげてきて、再び僕のペニスがムクムクッと里香の口の中で元気を取り戻した。
「ちゅ、ちゅる……んっ……ゆういひのまた固くなっへきた……」
里香はそう言うと、唾液で糸を引く僕のペニスを口の外に出して、目の前にそそり立つ肉棒にふぅぅっと息を吹きかけた。その熱い息のせいで、ビクッと凶暴にそそりたったペニスが跳ねる。ビクッ!
「うっ……!」
「うわ……グロい位にギンギンなのね……一回だしたのに……」
こんなにギンギンにさせた張本人も驚いている位だ。このまま口でもう一回出させて欲しかったけれど、それじゃあ本番の楽しみが無くなってしまう。里香もそれじゃあ満足しないだろうから、余計に意味がない。
「………」
「………」

僕と里香の間に、お互いを求めているけど躊躇してしまう、初々しい間が出来てしまう。こういう時だから、僕は里香を押し倒したくなる欲望を抑えて里香をちゃんと求めた。
「り、里香……その、さ……」
僕の言葉の意味がわかった里香は、何も言わずに僕の肩を引き寄せながらベッドの上に仰向けになった―――

――――僕は無防備な里香に上から覆い被さる形になって、拙い愛撫を始めた。今この時だけ、あんなわがままで可愛い里香をベッドの上で僕は好きに出来る。と言っても僕はあんまりヒドい事は出来ないし、とてもする気にすらなれない。里香の体温が、息づかいが、温かい身体が目の前にあって、それと繋がる事が出来るだけで、僕にはこれ以上の幸せはない。だから、一緒に気持ちよくなろうな。里香?
……里香の弱点の一つである耳朶を舐めてやると、僕の顔の直ぐ近くで里香が喘いだ。
「んっ……!」
里香の吐く甘く熱い息が僕の首筋に当たり、僕を昂ぶらせていく。そのままやわらかい二つの耳朶の感覚を、舌で弾いたり甘噛みして愉しんでいる内に里香の表情がどんどんトロンとしてきた事に気が付いた。心なしか吐く息も昂ぶっているように思える。そんな事が少し嬉しい僕は調子に乗り、急にパジャマ越しに里香の胸を揉んでしまった。ぐにぐにぃっと、里香の小さな双丘が僕の手の中で形を変える。
「んっんっ……!!」
僕の指の動きが、今の里香を支配しているような錯覚を覚えてしまう。僕の手に丁度良い位の里香の胸を弄り回し、程良い弾力性を愉しんだ。少し僕は調子に乗ってしまって、里香の胸に二つずつある乳首をギュッと摘み上げてしまった。
「ふぁぁ……っ!」
僕が乳首を摘み上げた事で、里香は目を瞑って身体を少しだけ震わせながら声を漏らした。どこか、辛そうな表情をしているようにも見える。
「あ……」
僕の口から、『またやってしまった……』という感じの声が漏れると、里香は顔を上げた。僕の顔をじいっと見て、少し不満で恥ずかしいという様子でこう言ってきた。
「‥‥裕一、そんな風に男の子がビクついてたら‥‥私だって不安になるじゃないの……」
「ごめん……も、もう少し弱くするから……」
そこでまた僕が弱腰に謝ったのが悪かったようだ。
「駄目! ……そんなんじゃなくて、もう少しちゃんとして欲しいのよ……」
要はもっと堂々として、お互いが満足するように事に臨んでほしいらしい。いや、それが出来れば苦労はないんだろうけどさ……あんまり無理なことをさせる訳にもいかないのが辛い。
「……で、でもさ、里香が痛がったりするんじゃないかって――」
僕がそこまで言うと、里香は叱るような口調で遮ってこう返してきた。
「……裕一は、確かに不器用で要領も悪いし鈍いけど……」
こんな時でも結構ずばずばと言うのが、里香なのだ。
「……私は、裕一が私にする事は信じてるんだよ……?」
「里香……」
里香がこんなに僕の事を好きでいてくれるんだったら、我慢しろという方が無理だ。僕は目の前の里香がとても愛おしくなって、ぎゅっと抱きしめてしまっていた。
「あっ……」
里香は急に僕に抱きしめられて驚き、少しだけ身体を強張らせたが、すぐに同じくらいの力で僕の身体を抱き返してきてくれた。
少しの間の抱擁が終わると、里香が僕の顔を切なげに見つめてきた。勃起しきった股間がひどく疼いて、暴れる。
僕はもう何も言わずに、里香の下半身を纏う衣類を丁寧に脱がした。上は脱がさないで欲しいというのは、里香のお願いだから。上半身はしっかりとパジャマを着ているのに、下半身は靴下だけおかしなという姿が僕を昂ぶらせた。つい口から彼女の姿を褒める言葉が出そうになるけど、多分怒られるから我慢しておいた。里香はというと顔を赤くして目を瞑っていて、僕に事を任せていてくれた。
僕は心を落ち着けて、まだ今日は一度たりとも触れていない里香の秘部に右手を進める。そっと、精密に作られた模型を弄るように。美しい草花を愛でるように。パジャマの裾に僕の右手の甲がさわさわと当たり、そして指先が里香の秘部に触れた。本当に柔らかい。
くちゅっ……
秘裂から湧き出た蜜が、僕の指や恥毛と絡んで淫らな水音を響かせる。里香の口からは甘い息が漏れる。
「ぁっ……んっ……」
里香のそこはもう、熱く濡れそぼっていて直ぐにでも僕を受け入れられそうだった。
試しに右手の指を潜り込ませようとすると、すんなりと人差し指と中指の二本が、熱く潤んだ秘裂にすんなり収まってしまった。
んちゅっ‥‥
そのまま二本の指を前後に動かしてみると、里香の中のぬるぬるとした愛液と媚肉が絡み付いてきて、更に水音と里香の喘ぎ声が病室に響く。「やぁんっ……!」
ねちゃっ……くちゅっ……
すると、里香は自分が感じる快感を抑えきれなくなってしまったようで、僕の顔を見てこう言った。
「ふぁ、ぁっ………ゆう‥‥いち……!」
その時の里香の切なげな声が、涙で潤んだ双眸が、上気した顔の色が、悩ましげな腰の動きが、僕を強く求めていると感じた。僕の心と身体も、里香と繋がる事を激しく求めている。
「里香……わかった」
僕はまず、里香の中から二本の指を引き抜く。
ちゃっ……
抜けるときの水音も、なかなかいやらしかった。僕はねっとりとした愛液で濡れた指を布団で拭うと、自分が下半身に着ていたパジャマと下着をまどろっこしく思いながら脱いで、里香と同じような姿になった。僕のペニスが正面から里香の秘裂に近づいていき、ピトッと紅い色のそこに触れる。亀頭の先端に触れた肉の感覚が、僕の興奮を更に高めた。
「んっ……」
里香が少しだけ身体を強張らせていたので、僕は里香に力を抜くように言うと身体の力が抜けていく。それに安心して、僕は暴発しそうなペニスを徐々に里香の中に埋めていった。
ずいっ……ずっ……ぐちゅっ…‥
僕だけにしか犯す事の許されない、里香の媚肉の中をメリメリと進んでいく。
「ぅっ………おおきい‥‥よぉっ…… ゆういち……」
里香のすっかり蕩けきった声が響き、身体がピクピクと快感に耐える。ふと、この女の子は本当に里香なのだろうかと思ってしまう。普段の彼女はもっと僕を乱暴に扱って、こんなに僕に身を任せる事なんてありえない。僕は夢を見ているんじゃないかと、里香の肉襞にペニスを扱かれながら思った。
「ふあ、あぁっ……は、入ってる……わたし、裕一ので一杯だよおぉっ………」
里香は快感で理性を失いかけた表情で、涎が垂れた半開きの口から淫らな言葉を紡ぎ続ける。愛液でよくほぐれた里香の媚肉が僕のペニスに絡み付き、強く扱きながらも僕を受け入れてくれた。ああ、こんなに気持ちいいんだから、夢なんかじゃないよな? 里香。
ずっ……!ずっ……!
やがて、あんなに勃起しきったペニスでさえほとんど里香の中にくわえ込まれ、結合部でお互いの体液で濡れた恥毛と絡んだ水音がした。
それに気付いた里香が、結合部を見た後に僕の顔を見て愛おしそうにこう言う。
「んっ……ゆういち‥‥の‥‥ぜんぶはいっちゃったね……?」
僕は腰を振りたくなるのを必死に我慢しながら、里香に受け答えをした。そのおかげで口調がぎこちなくなる。
「うん……そ、そうだな」
僕がそう言うと、里香の表情が少しだけ変わってこう言った。
「……裕一‥‥動いてもいいよ」
僕が我慢しているのを悟ったのか、里香はそう言って僕を促してくれたのだ。里香は自分の事だけでも色々と精一杯な筈なのに、いつもいつも遠慮がちな僕の事まで気遣っていてくれたんだ。
やっぱり、里香には叶わないや……僕は心の中で深く里香に感謝すると、再び腰を振り始めた。
ぐちゅっ……ぐちゅっ……!
再び元気になった僕のペニスは、さほど使い込まれていない里香の膣を半ば強引に前後運動する。里香の媚肉が何層にも連なって僕のペニスを愛撫してくれる。
「ふぁっ‥‥!! ゆ、裕一のぉ、すごいよぉっ……」
里香も僕を受け入れる悦びを、全身で表しながら昂ぶっていく。彼女は汗ばんだ顔を紅潮させ、自分からも少し腰を振り始めていた。
艶々として黒くて長い髪がその度にさらさらと揺れる。
僕はフィニッシュに向けて、里香の動きに合わせて里香の腰をより強く突き上げる。
ゴツッ……
里香の最奥を僕のペニスが抉ったのがわかった。
「ひぁんっ!」
二人の動きが上手く絡み合って、より大きな快感が生まれる。その動きを、無意識に二人で繰り返していった。ただ、お互いを気持ちよくするために。ぐちゅっ‥‥ぐちゅっぐちゅっ……
「んぅぅっ……! やぁっ……わ、たし……!」
「里香……好きだよ」
「うん‥‥私もぉっ、裕一の事好きだよっ…… ッ!ああっ……!!」
僕の硬いペニスが里香の中を真っ直ぐに突き上げ、熱くとろけた里香の媚肉はキュッキュッと僕のペニスを扱き上げ続ける。そして、ついに絶頂が僕達の意識を攫おうとしてきた。
「里香ぁっ……俺そろそろ限界だからっ……」
股間からの射精の欲求に耐えつつ、僕は里香に話しかけた。里香も何とか理性を保っているようで、もう耐えられないという感じだ。
「うん……そ、外に出してね‥‥?」
「ああ、わかってる……! ッくっ……!!」
僕は丁度射精してしまうという時に、勢いよく里香の最奥からペニスをズリュッと引き抜いた。里香の膣は名残惜しそうに、僕のペニスが抜かれる時に一層強く絡み付いてくる。同時に、その締め付けのせいか里香は僕より先に達した。
「や、あぁっ!……ん~~~っ~~……‥‥!!」
大声を出してはいけないと、里香は漏れ出る絶頂の悦びに口を閉じ、身体だけをビクビクと震わせて必死に封じ込める。
そんな里香も可愛いんだなと一瞬思うと、僕も高みに達していた。射精直前でズリュッと引き抜かれた僕のペニスの先から、里香の下腹部に向かって白濁液が吐き出される。身が焼かれるような快感と愛おしさが、僕の身体を下から上に走り抜けていく。
「うっ…里香ぁっ……!!!」
ビュクッ!ビュクッ!ビュクーッ!
……視界が一瞬白くなったかと思うと、目の前の里香の下半身には白い点々が沢山ついている。白くて細い太ももにも、愛液でトロトロになった秘裂にも、可愛いお腹とおへそにもだ。そして、息を整えていた里香が僕に微笑みかけてキスを求めてきた。目は潤んでいて、頬は健康的に赤くなっている。
「ぁ……はぁ…… 裕一ぃ……」
「里香……んっ……」
僕は口づけをしながら、目の前の里香がこれ以上の幸せは無いという顔をしているのが、ちょっと眩しすぎるなと思った―――

―――後はお互いの余韻を愉しむ時間が、穏やかに流れる。
僕と里香はとりあえず身体に布団をかけて隠して、事後の処理をしたりしている。僕が汗をかいた部分や、あんな所やそんな所に付着したままの体液を拭うのだ。もっとも、里香の身体をティッシュで拭いてあげるのはいつも僕なのだが。
「んっ……この位拭けばいいかな?」
「駄目よ……こことか、粘つかないように綺麗にして」
「それなら自分で舐めちゃえば?」
「いやよ、変態の裕一じゃあるまいし。……終わった後にそれはしたくないわよ」
「仕方ないな全く……じゃあ、そこは自分で拭いてくれよ?」
デリケートな部分の処理は、さすがに里香に自分でしてもらう。
「そうね……ここはね‥‥ んっ……」
「あ、拭くだけで感じてるの?」
こういう時に少しからかってしまうと、里香は結構ムキになってしまう。
「………ば、馬鹿じゃないのっ? 
私はそんなに変態じゃないわよっ……!!」

怒った里香に、割と強く右の頬をつねられた。
「や、やめろって、いたたた………!!」
そんなやりとりをしていると、急に部屋の中のドアの近くから女の人の声がした。
「ちょっと、あんたたち? 病人が盛りが付くと困るんだけどねぇ………」
里香と僕の身体がその声に驚いて、背中がザワっと総毛だった。
「えっ!?」
「なにっ?」
………誰かにこの部屋に侵入されたのだ。
おかしい。人が近づいて来る音も、この病室のドアを開けた音も全くしなかった。いくら里香とイチャつく事に集中していたとはいえ、こんな事があるとは予想だにしなかった。こうなったらもう、誰に見られたのかを知らなければならないが病室が暗いせいで肝心の相手が誰だかわからない。
「だ、誰ですかっ?」
僕がビクビクしながらもその声の主に問いかけるとその答えがわかった。
向こうから僕と里香がいるベッドに近づいてきて、返事をしてきた。
「私だよ。 夜中の病院で不純異性交遊に励む、悪い患者さんの回診に来たのさ」
僕と里香は下半身が布団の下で裸だということも忘れて、呆けた声を出してしまった。
「えっ……」
「たにざき……さん……」
暗くて顔が見えづらいが、その人は元ヤンキーの谷崎亜希子さん。自身だった。……い、くらなんでもいきなり殴られたり、ヤンキーキックはされないよな?僕はパニック状態になりかけてしまったが、この状況に置かれても里香が大して驚かないというのが、彼女の強さらしきものを感じさせた。神経が頑丈に出来ているというか、そのおかげで僕も落ち着きを取り戻せた。
「じゃ……聞かなきゃいけないことを、悪い患者さんに聞かなきゃねぇ?」
……そして、半ギレだが口調ははっきりしている亜希子さんの恐ろしい詰問が始まる。
里香を相手にはしていなくて、主に僕を問いただしたいらしい。
「私は警察でも医者でもないから細かい経緯は聞かないよ。………でも、今まで何回したのかは聞かせてもらいたいねぇ?」
鋭い切っ先のような亜希子さんの目をなんとか見つめながら、僕はなんとか受け答えした。
「な、何でそんな事聞くんですか??」
「うるさいねぇ……判断の参考にだよ。
 ……それとも私以外の人間に知られたいのかい? この事を?」

せめてもの抵抗で、視線を逸らしながら僕は答えた。
「……今のを入れてよ、四回です……」
そう言い終わった瞬間、亜希子さんの強烈なパンチが僕の右頬に飛んできた。痛い。さっきの里香のつねられた痛みがあっさりかき消える。すぐ近くにいる里香の顔を見ている余裕もない。
「……っ!? 何考えてるんだよ!? ………このエロガキ!くそっ……! ……で、ゴムはつけてんのかい?」
嘘をついても仕方ない。
「つ、つけてません」
亜希子さんは、正に真剣な怒りの塊そのものに見えた。
「ゴムはつけろってんだよ、このマセガキども!……安全日だからと思ってナマでやるなんて、看護婦からすりゃとんでもないんだよ!?」
そのドスの効いた声と剣幕に、僕と里香は押し黙らざるを得なかった。
「裕一、あんたの病気は軽いからまだ良いけど、里香の身体のことを考えてるなら自分の病室でマスかいて我慢出来ないのかい?!」
「………すみません」
視線を下げながら亜希子さんの顔を見ると、吊り上げた鋭い目の端が潤んでいたのに気付いた。
「口先だけじゃないだろうねぇ!? もしも……もしもだけど、里香ちゃんが妊娠したり発作を起こしたりしたら、一番オロオロするのは間違いなくテメーだろうが! ざけんじゃないよ!」
何もかも言うとおりだ。亜希子さんは僕達の事心配してくれてるのかな?あの怖い亜希子さんに心配されるなんてと、少し不思議な気分だと頭の冷めた部分で考えた。でも、今この事態を良くする事は僕には何も出来なかった。亜希子さんなりの思いやりが泣きたい位嬉しくても、ただ自分の浅はかさを必死に呪うだけだ。
「……………すみません亜希子さん……俺……」
蚊の鳴くような情けない声が、里香のすぐ近くだというのに僕の口から漏れる。
亜希子さんの怒りの声は、未だに止まらなかった。
「自分の無責任さを棚に上げて落ち込むんじゃないよ! だいたいなぁ――」
「……裕一だけを怒らないでください谷崎さん」 
僕の隣にいて今まで黙っていた里香が、不意に口を開く。
亜希子さんも不意を突かれたという感じで、少したじろいだ。
「……私にだって、責任はあります」
その里香の口調にはとても強い意志が宿っていて、場の雰囲気が変わったのがわかった。しかし、亜希子さんも負けてはいられない。
「へぇ……だったら、どんな責任があるのさ里香?そこまで言うなら答えてくれなきゃねぇ?」
少し意地の悪そうな声になって、亜希子さんが里香の目を見据える。
「そ、それは…………わたしも……」
「‥‥私も? 何? はやく言ってみなよ」
亜希子さんに問いつめられて、今度は里香が困るのかと思ったら、それは少し違った。里香は何故か頬を染めながら口を開き、亜希子さんにこう言い放った。
「ゆういちと、その……し、したかったんです…………わ、私の病室に来るのを遠慮してた裕一に頼んだのは私なんです!」
僕は、いやきっと里香も顔から火が出る程に恥ずかしかっただろう。事実なだけに説得力もあって、怒り狂っていた亜希子さんも唖然としてしまった。
「……………」
何秒間も沈黙していて、次に発したのが長い長い溜め息だった。
「はぁ~~~……‥‥!」 
亜希子さんは呆れ返ったという口調のまま、僕と里香に話し始めた。
「………こんなに里香が裕一に惚れてるんじゃ、とても敵いっこないねぇ……バカに付けるクスリはないよ……負けた負けた」
「亜希子さん……」
「谷崎さん……」
亜希子さんはどこからか出した煙草をくわえて、火を付けた。
「……もうあんた達も、半分以上大人だもんな。認めてやる。」
煙る煙草を見ながら、僕は亜希子さんの言葉を黙って聞いていた。
「……でも、何かあるとまずいから、これから二人が病院でする時には、いくつか条件を付けさせてもらうよ?」
亜希子さんが条件を出すと聞いて、僕と里香の顔が強張る。
「な、なんですか……?」
「まず一つはちゃんと二人で勉強して、しっかり避妊すること。特にあんた達には親御さんとかさ、色々あるんだから出来ちゃった婚なんか絶対するんじゃないよ?」

僕も里香も、素直に返事をした。
「はい……」
「わかりました」
亜希子さんはよろしいといった様子で次の条件を出した。
「二つめは、里香ちゃんの安全の為にするのは三週間に一回で、昼間の内に私に知らせておくこと」
流石にこの条件には僕も里香も少し驚いてしまった。
「そ、そんな……」
里香も恥ずかしそうな顔で反論している位だ。
「……谷崎さん!」
しかし言われた方の亜希子さんは、態度は柔らかいがあくまで僕達に認めさせようとしていた。言葉が進む度に、少しずつドスが効いて重くなってきている。
「まぁそう怒るなって……もーし何かあった時の為に、そうしとかないとまずいだろ……?」
その迫力と言葉の意味を冷静に考えたおかげで、僕は条件をのむことが出来た。
女の人というのはこんなにも条件が好きなのかなと思いながら。
「そ、それは確かに……お願いします」
僕が先にそう言うと、あのプライドが高い里香も亜希子さんに頭を下げた。
「……わかりました谷崎さん。どうもすみません」
ペコリ
「ほぉ……」
亜希子さんはすっかり感心したという様子で、短くなった煙草を携帯灰皿に押し込みながらこう言った。
「二人がそんなに本気になるんだから、私も答えてやらないとね。よし! ……本当に条件が飲めるなら、二人で散々仲良くしな」
僕と里香は、お互い嬉しそうな顔をして同じ言葉を発した。
「ありがとうございます」
「ありがとうございます!」
「わかってくれればいいんだよ……おっと、私はそろそろ仕事があるからさようならだ。……まぁ、二人ともあんまり無理するんじゃないよ? じゃあお休みぃ~~」
亜希子さんも、どこか嬉しそうな顔でこう言い、そしてドアを開けて出て行く。暗い廊下を、亜希子さんの足音が響いて遠くなっていった。そして、その足音が完全に聞こえなくなると、病室はまた僕と里香だけの空間になった。
「なんだか‥‥変な事になっちゃったね……」
隣の里香がつぶやくようにそう言うと、僕も相づちをうった。
「でも、亜希子さんのいうこともわかるし…… 何より逆らえないよ」
「うん…… 恥ずかしかったけど、谷崎さんには感謝した方が良いのよね……」
確かに素人で道具も使わない避妊では危ないだろうし、亜希子さんの言うことは理にかなっている。それに亜希子さんは僕と里香を巡り合わせてくれた人でもあるのに、あんなに心配させてしまった。
その考えに行き着くと、僕の口からふとある言葉が漏れてしまった。
「そうだよな……ごめん。里香……」
「ん、何よ?」
「その……」
今まであまり里香の身体の事を考えていなくてごめん。とは、なかなか言えなかった。自分で何か言おうとして自分で口をつぐんでしまうのが、我ながらまだまだ情けないと思う。
「えっと………」
「なによ?」
僕がそれを言いそびれてしまうと、里香の方からこう言ってきた。もしかしたら、里香は僕の考えていた事をわかっていたのかも知れないなと思ってしまう。あの里香なんだからさ。
「……変な裕一。何か謝りたいんなら、その代わりに私が寝るまで一緒にいてよ」
妙に素っ気ない言い方だったので、僕は聞き返してしまった。
「え?」
「何か嫌なの?」
何が嫌なもんか、里香ともう少し一緒にベッドの中に入っていられるなんて、嬉しいことこの上ない。素直に嬉しくなって、小さい里香の身体をぎゅっと抱きしめた。
「ありがとな、里香……」
「裕一ったら、どうしたのよ?」
「いや、何でもないよ」
………今度病院から出たときにはコンドームを買ってこなくちゃいけないなと思いながら、僕は里香にゆっくりと口づけをした。ついでにありがとう。亜希子さん……

終わり

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亜希子さんやさしいねー。これでエンジョイしほうだいだね!

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